思想の不良たち : 1950年代もう一つの精神史

上野俊哉 著

戦争期を経て戦後へ、日本の思想が孕まざるをえなかった転回や倒錯はなぜ生まれたのか。それを世界史的な視点から、また日本思想史に内在する視点から読み解くにはどのような方法が可能なのか。鶴見俊輔、花田清輝、安部公房、きだみのるを中心に、変移を外と内から生きざるをえず、思想的転回を試みた思想家たちをとりあげ、日本の近代を根底から問い直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 思想の不良たち
  • 第1章 トランスローカルな転回と倒錯 鶴見俊輔
  • 第2章 民族誌的アヴァンギャルド 花田清輝
  • 第3章 「気違い部落」の民族誌 きだみのる
  • 第4章 文学の工場 安部公房
  • 終章 砂のカップル

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 思想の不良たち : 1950年代もう一つの精神史
著作者等 上野 俊哉
書名ヨミ シソウ ノ フリョウタチ : センキュウヒャクゴジュウネンダイ モウ ヒトツ ノ セイシンシ
出版元 岩波書店
刊行年月 2013.3
ページ数 328p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-025891-3
NCID BB12192227
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全国書誌番号
22230140
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言語 日本語
出版国 日本
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