永すぎた春

三島由紀夫 著

T大法学部の学生宝部郁雄と、大学前の古本屋の娘木田百子は、家柄の違いを乗り越えてようやく婚約した。一年三カ月後の郁雄の卒業まで結婚を待つというのが、たったひとつの条件だった。二人は晴れて公認の仲になったが、以前の秘かな恋愛の幸福感に比べると、何かしらもの足りなく思われ始めた…。永すぎた婚約期間中の二人の危機を、独特の巧みな逆説とウィットで洒脱に描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 幸福はどこまで January / 7
  • 試驗勉强と戀愛について February / 27
  • 虛榮の春 March / 45
  • よみがへるもの April / 63
  • 初夏の危險な風 May / 80
  • 心の梅雨時 June / 97
  • 休火山の噴火 July / 114
  • 暑い誕生日 August / 130
  • 秋の裏面 September / 148
  • あらし October / 172
  • 追ひつめられて November / 190
  • 自分のためでなく人のために December / 208
  • 解說 十返肇

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 永すぎた春
著作者等 三島 由紀夫
書名ヨミ ナガスギタ ハル
シリーズ名 新潮文庫
出版元 新潮社
刊行年月 1960
版表示 改版
ページ数 225p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-10-105010-2
NCID BA54983924
BB11595181
BN05144025
BN06141689
BN11817211
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
61002038
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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