リチャード・J.バーンスタイン 著 ; 阿部ふく子, 後藤正英, 齋藤直樹, 菅原潤, 田口茂 訳
二十世紀の歴史に癒しえぬ傷を残した数々の大量虐殺のあとで、哲学は「悪」をどう語りうるのか。カントが創出した「根源悪」の概念を軸に、人間が罪悪を犯す可能性や必然性を熟考した思想家の系譜-ヘーゲル、シェリング、ニーチェ、フロイト、レヴィナス、ヨーナス、アーレント-を鋭く一望する。弁神論による「悪」の正当化が困難な今日、倫理の根源を問い質す碩学の労作。
「BOOKデータベース」より
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