平安宮廷文学と歌謡

中田幸司 著

平安の宮廷人に広く愛好され、受容された歌謡『催馬楽』は、どのような性質をもつ歌謡で、往時の宮廷人にいかに受容されていったのか。「宮廷の論理」とでも呼ぶべき共通認識の存在を想定し、歌謡が受容・共感される道筋を論証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 『催馬楽』と表現(和歌と歌謡-『催馬楽』の形成と受容
  • 『催馬楽』「我が駒」攷-表現にみる伝統の凌駕
  • 『催馬楽』「高砂」攷-"寿歌"から"恋歌"への移行
  • 『催馬楽』「妹が門」攷-"農耕歌"から"恋歌"への昇華
  • 『催馬楽』「東屋」攷-詞章の"浮遊"と"知的な遊び" ほか)
  • 第2部 『枕草子』と表現(歌謡と『枕草子』-「歌は」・「河は」章段との関わりを中心に
  • 『枕草子』類聚章段と作者の手法-「すさまじきもの」章段の叙述を中心に
  • 『枕草子』翁丸章段攷-「御鏡」の機能
  • 『枕草子』「円融院の御果ての年」章段攷-藤三位と立文の機能
  • 『枕草子』「宮にはじめてまゐりたるころ」章段攷-交渉の"ウラ"から"オモテ"へ ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 平安宮廷文学と歌謡
著作者等 中田 幸司
書名ヨミ ヘイアン キュウテイ ブンガク ト カヨウ
シリーズ名 枕草子
出版元 笠間書院
刊行年月 2012.12
ページ数 457,22p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-305-70667-6
NCID BB11313042
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全国書誌番号
22183243
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言語 日本語
出版国 日本
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