コンテンツ化する東アジア

谷川建司, 王向華, 須藤遙子, 秋菊姫 編著

日本は官民一体となってコンテンツ産業政策を推し進めているが、東アジアの各地域で映画やアニメなどはどう受容されているのか-。芸術と見なされると同時に興行ビジネスのなかで商品として消費される作品をコンテンツとして位置づけて、「内容」「産業政策」「人々の受容」などの多層的な視点から、各地域のナショナリティーとコンテンツとの結び付きを立体的に明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 日本の映像メディア研究と映像コンテンツ産業研究の動向
  • 第1部 テレビ&フィルム・スタディーズの可能性(韓国歴史ドラマの特徴
  • 「文化政策」としての自衛隊協力映画-一九九〇年代以降の作品群にみる現代ナショナリズム
  • 吹き替えの文化/文化の吹き替え-言語のローカル化による文化的アイデンティティー創出の可能性
  • ポピュラーカルチャーを通じて出現した「香港人アイデンティティー」
  • 異文化に対する抵抗と吸収のジレンマ-中国アニメ業界への日本アニメの影響に関する一考察)
  • 第2部 マンガ&アニメ・スタディーズの可能性(初期テレビ史における日本のアニメーション再考
  • 『AKIRA』にみる音楽と映像の相互作用
  • 日本アニメにおける音声についての考察-押井守の作品を中心に
  • 悪魔の遊び-台湾のコスプレ
  • メキシコの日本アニメファンダム-神話と儀礼によるファンコミュニティーの形成)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コンテンツ化する東アジア
著作者等 Choo, Kukhee
王 向華
谷川 建司
須藤 遙子
秋 菊姫
須藤 遥子
書名ヨミ コンテンツカ スル ヒガシアジア : タイシュウ ブンカ メディア アイデンティティ
書名別名 大衆文化/メディア/アイデンティティ
出版元 青弓社
刊行年月 2012.12
ページ数 285p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-7872-3348-6
NCID BB11190780
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全国書誌番号
22182004
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言語 日本語
出版国 日本

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