坂野徳隆 著
大正期、一世を風靡した風刺漫画。当時、日本の統治下にあった台湾においても、内地からやってきた無名画家・国島水馬によって新聞風刺漫画が初めて導入された。大正デモクラシー全盛期からその終焉まで、激動する台湾にはその素材となる矛盾と軋轢が溢れていた。約二十年間にわたって描かれた風刺漫画に映し出された植民地の実像。
「BOOKデータベース」より
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