生成と消滅について

アリストテレス [著] ; 池田康男 訳

アリストテレスの自然学領域に属し、その体系的順序において『自然学』、『天について』の次にくるとともに、後続する『気象論』や生物学領域の基礎論ともなっている作品。月下界の自然的に生成消滅する事物が、主に質料因の観点から、「同質体」の生成過程の解明までを目指して考察される。近年論争となった「第一質料」をめぐる問題にも立ち入り、詳細で充実した註と解説を加えた新訳。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1巻(一元論者と多元論者、エンペドクレス説に対する批判
  • 可分性と不可分性、アトミズムに対する批判
  • 端的な生成と消滅
  • 質的転化 ほか)
  • 第2巻(四元素、四元素を構成する要素
  • 第一の反対性質、熱と冷、乾と湿
  • 第一の反対性質と四元素
  • 四元素の相互転化 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 生成と消滅について
著作者等 Aristotelēs
Aristotle
池田 康男
アリストテレス
書名ヨミ セイセイ ト ショウメツ ニ ツイテ
シリーズ名 西洋古典叢書 / 内山勝利, 大戸千之, 中務哲郎, 南川高志, 中畑正志, 高橋宏幸 編集委員 G075
出版元 京都大学学術出版会
刊行年月 2012.11
ページ数 265,10p
大きさ 20cm
付随資料 8p.
ISBN 978-4-87698-199-1
NCID BB10764964
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全国書誌番号
22174840
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 古典ギリシア語(1453年まで)
出版国 日本
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