地名が解き明かす古代日本 : 錯覚された北海道・東北

合田洋一 著

『日本書紀』などの六国史に散見される「渡嶋」「越度嶋」の比定地は、北海道なのか。「上・下」「前・後」の地名の付け方は、すべて大和朝廷を中心としたものなのか。従来の研究者が何ら疑問を持ってこなかったこれらの地名には、何が隠されているのか。本書では、多元史観(古田武彦)を視座として、地名の謎を徹底的に調査することで、古代日本の新たな姿を提示する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 渡嶋と粛慎-渡嶋は北海道ではない(渡嶋と蝦夷
  • 渡嶋の比定地
  • 「渡」の地名遺称
  • 『日本書紀』記載地名の比定地
  • 『日本書紀』の粛慎)
  • 第2部 「上・下」「前・後」の地名考-地名にみる多元的古代の証明(『和名類聚抄』にみる「上・下」「前・後」
  • 北涯の地の「上・下」-蝦夷地(北海道)上之国・下之国の地名由来)
  • 「江差追分」モンゴル源流説の一考察-『東日流外三郡誌』・『北斗抄』(和田家史料)が物語る

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この本の情報

書名 地名が解き明かす古代日本 : 錯覚された北海道・東北
著作者等 合田 洋一
書名ヨミ チメイ ガ トキアカス コダイ ニホン : サッカク サレタ ホッカイドウ トウホク
シリーズ名 シリーズ〈古代史の探求〉 10
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2012.10
ページ数 253,11p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-623-06483-0
NCID BB1040934X
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全国書誌番号
22156601
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言語 日本語
出版国 日本
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