アメリカ南部小説論 : フォークナーからオコーナーへ

井上一郎 著

南部を舞台とした作品を次々に発表したフォークナーのモダニズムに満ちた手法は世界を席巻した。次世代のオコーナーは、アメリカの大衆社会の病巣を鋭く見つめる「ニヒリズムとの闘い」を作品に結実させた…。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(ジョージ・W.ケイブルの「ジャン・ア・ポクラン」-南部的問題
  • ウィリアム・フォークナーの「黒衣の道化師」-神の詐欺師性
  • ロバート・P.ウォレンの「いちご寒」-現代の「ノアの洪水」
  • カーソン・マッカラーズの『結婚式のメンバー』-花開いた言葉)
  • 2(フラナリー・オコーナーの原風景-終末のドラマ
  • 「パーカーの背中」-オコーナーの課題
  • 「黒ん坊の像」との出会い-南部の町で
  • 「善人はなかなかいない」-ミスフィットは本当に「父親殺し」か
  • 『賢い血』論)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アメリカ南部小説論 : フォークナーからオコーナーへ
著作者等 井上 一郎
書名ヨミ アメリカ ナンブ ショウセツロン : フォークナー カラ オコーナー エ
出版元 彩流社
刊行年月 2012.9
ページ数 258p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7791-1820-3
NCID BB10308604
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全国書誌番号
22148329
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言語 日本語
出版国 日本
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