ノーマン・M・ネイマーク [著] ; 根岸隆夫 訳
ウクライナ穀倉地帯の飢餓殺人、富農の撲滅、カチンの森のポーランド支配階級虐殺、国内の全政敵の粛清は、これまでなぜジェノサイドと認められなかったか。殺戮の背後には、つねにスターリン個人がいた。この独裁者の成り立ちを探り、さらにヒトラーによるユダヤ人絶滅という「公認の」ジェノサイドと真正面から比較して、この議論の今日的な意味を問う。
「BOOKデータベース」より
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