精神分析と自閉症 : フロイトからヴィトゲンシュタインへ

竹中均 著

永らく精神分析の「躓きの石」であった自閉症。両者の不幸な出会いを、フロイト思想の原点「心理学草案」に戻ることによって解消し、さらにはヴィトゲンシュタインの思考を媒介に、新たな自閉症理論を構築する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 超自我とマゾヒズムと二人のフロイト-一九二〇年代の課題
  • 第2章 あらかじめ失われた出発点へ帰る-初期フロイトの「心理学草案」
  • 第3章 否定の論理・去勢の論理-二項対立と無限
  • 第4章 自閉症を社会学へと開く-部分と全体
  • 第5章 スペクトラム化したセカイ-ライトノベルと自閉症
  • 第6章 精神分析・隠喩・自閉症-ラカン的視点から
  • 第7章 ヴィトゲンシュタインと嵐の中の歩行者-無意味と無価値
  • 第8章 黄昏の風景から-私にとっての自閉症

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 精神分析と自閉症 : フロイトからヴィトゲンシュタインへ
著作者等 竹中 均
書名ヨミ セイシン ブンセキ ト ジヘイショウ : フロイト カラ ヴィトゲンシュタイン エ
シリーズ名 講談社選書メチエ 534
出版元 講談社
刊行年月 2012.9
ページ数 324p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258537-8
NCID BB10122832
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全国書誌番号
22149229
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言語 日本語
出版国 日本
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