適正技術と代替社会 : インドネシアでの実践から

田中直 著

地球の未来は、現在の技術文明の延長上には描けない。先進国の技術転換とともに、途上国の状況に適した"適正技術"が必要だ。それは、近代科学技術の問題を乗り越える使命をも帯びている。インドネシアにおける排水処理やバイオマスエネルギー開発の実践をふまえて、今後の望ましい技術のあり方と、それを含む代替社会の方向性を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 インドネシアと日本の落差から(インドネシアへの旅
  • 一〇万円で家が建つ
  • 手に職をつける
  • 適性技術を考える)
  • 第2章 水質汚濁とのたたかい(インドネシアの暮らしと川
  • 排水処理に取り組む
  • コミュニティ排水処理に挑む)
  • 第3章 バイオマス廃棄物からエネルギーを(中国の葦原から
  • インドネシアでプラントをつくる
  • 適正化の展望)
  • 第4章 代替社会に向けて(人が使えるエネルギーはどれだけか
  • 近代技術とは何だろうか
  • これからの技術と社会)
  • エピローグ 化石燃料時代ということ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 適正技術と代替社会 : インドネシアでの実践から
著作者等 田中 直
書名ヨミ テキセイ ギジュツ ト ダイタイ シャカイ : インドネシア デノ ジッセン カラ
シリーズ名 岩波新書 新赤版 1383
出版元 岩波書店
刊行年月 2012.8
ページ数 186p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431383-0
NCID BB09933973
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全国書誌番号
22144346
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言語 日本語
出版国 日本
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