長谷正人 著
『男たちの旅路』『岸辺のアルバム』『想い出づくり。』『早春スケッチブック』…。浪人生、障害者、四流大学生、高卒のOL、老人等、社会的な敗者たちが不自然なリズムで対話を重ねる山田太一のテレビドラマ作品は、一九七〇年代以降の日本社会に何を問うてきたのだろうか。誰もが、負けること、失敗することを極度に恐れているようにみえるいま、山田作品を通して「負ける」ことの意味を考え直し、「敗者」の視点や想像力の可能性を描き出す。
「BOOKデータベース」より
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