岡本学 著
他者との関係を作ることができず、仕事も失った「僕」は、ひとり東北の町に逃げる。そこで「僕」は、架空の鉄道路線を妄想の中で造ることに熱中する。緻密な計算と実地見分を繰りかえし、理想の鉄道が出来上がったとき、思いもかけない出来事が町を襲う…。39歳理系大学准教授、衝撃のデビュー小説。妄想のなか、僕だけの列車が走りだす-。3.11後の世界を鮮烈に描き出す問題作。第55回群像新人文学賞受賞作。
「BOOKデータベース」より
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