海から生まれた毒と薬

Anthony T.Tu, 比嘉辰雄 共著

海洋生物のもつ毒には、食中毒をもたらすもの、刺されて痛い目に遭わせたり、場合によっては死に至らしめるもの、腐敗によって生じるものなどがあるが、特異で、強力な毒が多い。一方、生化学や生理学、薬理学の研究試薬として重要なものも多い。本書は、「海」をキーワードに海洋生物活性物質を取り上げて解説。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 毒のしくみと薬のしくみ
  • 多くの海産毒の元は藻
  • 赤潮はどうして起きるか
  • フグ毒と海蛇毒作用の比較
  • 魚の刺毒
  • 刺されると痛いクラゲやイソギンチャク
  • 魚の腐敗とアレルギー症
  • 海産毒からの薬-その原理
  • 駆虫薬海人草と興奮毒性物質
  • ナマコからの水虫薬
  • 海綿由来の得意なヌクレオシドと抗ウイルス薬
  • カリブ海産ホヤからの抗がん剤
  • 日本産海綿から生まれた抗がん剤
  • 魚油からの抗動脈硬化症・高脂血症薬
  • 海産健康食品
  • 付録 スパイ戦や生物兵器に使われる海産毒

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 海から生まれた毒と薬
著作者等 Tu, Anthony T
比嘉 辰雄
トゥー アンソニー
書名ヨミ ウミ カラ ウマレタ ドク ト クスリ
出版元 丸善
刊行年月 2012.4
ページ数 134p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-621-08540-0
NCID BB09245904
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22097731
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想