日本民俗生業論

安室知 著

海・山や里にそれぞれ生業(なりわい)がある。農や漁の技のなかに民俗の知恵を読み取る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 民俗学における生業研究史-サブシステンスという見方
  • 1 複合生業論という方法(複合生業論とは何か-民俗文化類型論批判
  • 一年の暮らしと複合生業-農家日誌の分析から
  • 人生の折り目となる一年と複合生業-ある農家の昭和二十六年
  • 一世代の暮らしと複合産業-三〇年に及ぶ農家日誌の分析から)
  • 2 海・山・里・町の複合生業(海の生業戦略-「百姓漁師」という生き方
  • 海の生業類型-「百姓漁師」と「漁師百姓」
  • 磯根の生業戦略-アマ論・再考
  • 山の複合生業-「畑作文化」とは何か
  • 里の複合生業-山との関わり
  • 町の生業戦略-魚屋の商売と技術
  • 町と在-町衆としての魚屋)
  • 3 水田の複合生業(「水田」とは何か-水田の多面的利用と民俗知
  • 水田漁撈から水田養魚へ-魚類のドメスティケーションと稲作の関係
  • 水田の魚は誰のものか-エコ・コモンズとしての水田)
  • 4 複合生業論と現代(「遊び仕事」とは何か-労働論との融合
  • 文化資源としての水田漁撈-地域おこしの現場から
  • 復活する「田んぼの魚捕り」-現代社会のなかの水田漁撈)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本民俗生業論
著作者等 安室 知
書名ヨミ ニホン ミンゾク セイギョウ ロン
出版元 慶友社
刊行年月 2012.2
ページ数 511, 9p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-87449-093-8
NCID BB08819611
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全国書誌番号
22063451
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言語 日本語
出版国 日本
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