古事記誕生 : 「日本像」の源流を探る

工藤隆 著

今からちょうど千三百年前、『古事記』が誕生した。律令の制定や平城京遷都など、古代日本の急速な近代化が進められるなかで、なぜこのような「時代に遅れた書」が作られたのか。縄文・弥生時代に遡る神話が、国家成立期にまで生き残ったのはなぜか。「記序」贋作説を検証しながら分析する。さらに、アメノイワヤト神話を例に、歌垣、酔っぱらい体質、銅鏡と鉄鏡の違いなど、多様な視点から新旧の層に区分けして解読する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 点としての誕生-和銅五年(七一二)一月二十八日
  • 第2章 線としての誕生-無文字・ムラ段階から文字・国家段階へ
  • 第3章 祭式が語る誕生
  • 第4章 考古学が語る誕生
  • 第5章 少数民族神話が語る誕生
  • 終章 新しい日本像をもとめて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 古事記誕生 : 「日本像」の源流を探る
著作者等 工藤 隆
書名ヨミ コジキ タンジョウ : ニホンゾウ ノ ゲンリュウ オ サグル
シリーズ名 古事記 2157
中公新書 2157
出版元 中央公論新社
刊行年月 2012.3
ページ数 258p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102157-1
NCID BB08702920
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全国書誌番号
22133802
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言語 日本語
出版国 日本
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