平家物語・木曾義仲の光芒

武久堅 著

平家物語の中で平清盛とともに屹立する人物、1154年から84年に至る義仲の三十余年の生涯が放つ、ひたむきで純朴な一条の光を、信濃・北陸・京洛・琵琶湖畔にわたる足跡をたどりつつ、夢と野望と破綻と挫折の壮絶な時の中、虚実の狭間に追う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 義仲と乳兄弟の物語を紡ぐ原点-母親の「託孤」と兼遠一族の「野望」
  • 「横田河原合戦」の義仲造形-「武水別神社・八幡宮大本堂」からの発進
  • 義仲受難の選択「人質・清水冠者の派遣」
  • 延慶本平家物語の「火打合戦」-「厳島明神の託宣」と「平家衰亡の予言」と
  • 義仲北陸合戦の展開-「火打合戦」から「篠原合戦」まで
  • 「木曾大夫覚明」の役割と「滋野」「海野」の問題
  • 義仲上洛の情意と平家物語の叙述姿勢
  • 「法住寺合戦」の顛末
  • 征夷大将軍源義仲と入道前関白松殿基房
  • 義仲の最期
  • 樋口次郎兼光の「名乗り」-義仲伝承の掉尾を飾る
  • 幸氏-少年期の悲劇を乗り越えた鎌倉射手の生涯

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 平家物語・木曾義仲の光芒
著作者等 武久 堅
書名ヨミ ヘイケ モノガタリ キソ ノ ヨシナカ ノ コウボウ
シリーズ名 平家物語
Sekaishiso seminar
出版元 世界思想社
刊行年月 2012.2
ページ数 278p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-7907-1552-8
NCID BB08377932
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全国書誌番号
22108625
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言語 日本語
出版国 日本
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