鉄道地図残念な歴史

所澤秀樹 著

赤字路線が生き残り、地方の幹線が分断される。新幹線が通ったせいで、毎日通勤・通学に使う路線がJRではなくなる。鉄道地図に潜む矛盾は、苦悩、迷走、謀略に満ちた歴史から生まれた!政治家の策略、実業家の野心、官民の対立が渦巻き、線路はかくも歪められる。多数の地図をもとにして、秘められた謎を解き明かす一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「鉄道地図」の拡張と衰退(寂しくなった鉄道地図
  • ローカル線退治の首謀者、「国鉄再建法」
  • 長大なローカル新線を生んだ、改正「鉄道敷設法」の功罪 ほか)
  • 第2章 官と民と「鉄道地図」(勢力をのばす明治時代の私鉄
  • 官設か私設かで揺れる明治政府の葛藤
  • 明治後期に起こった鉄道地図大統合の変 ほか)
  • 第3章 信条なき「鉄道地図」の行方(私鉄の解体と日本国有鉄道の誕生
  • 北陸鉄道の戦後史にみる時代の趨勢
  • ついにやってきた「国鉄改革法」と鉄道地図大解体のとき ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鉄道地図残念な歴史
著作者等 所澤 秀樹
書名ヨミ テツドウ チズ ザンネンナ レキシ
書名別名 鉄道地図の「謎」
シリーズ名 ちくま文庫 し35-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.1
ページ数 350p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42902-5
NCID BB07937124
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全国書誌番号
22057732
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言語 日本語
出版国 日本
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