二重言語国家・日本

石川九楊 著

日本語は書字中心言語であり、欧米語は声中心言語である。また、日本語は語彙的には漢語(中国語)と和語に分裂し、構造的には漢語の詞を和語の辞が支える「二重複線言語」である。日本語の根本に文字=書字を置き、政治・思想を含む日本文化の特異性とその深奥に迫った、衝撃の日本論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本語は特異か(日本語は特異ではない
  • 日本語は特異である)
  • 第2章 日本語は書字中心言語である(書字中心言語とは何か
  • 書字中心言語はいかに生れたか
  • 書字中心言語の文化の特質)
  • 第3章 日本語は二重言語である(二重複線言語とは何か
  • 二重複線言語形成史
  • 二重複線言語の文化)
  • 第4章 書字中心・二重言語の現在と未来(二重複線言語の近代・現代
  • 二重複線言語の現在)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 二重言語国家・日本
著作者等 石川 九楊
書名ヨミ ニジュウ ゲンゴ コッカ ニホン
シリーズ名 中公文庫 い113-1
出版元 中央公論新社
刊行年月 2011.12
ページ数 284p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-12-205579-7
NCID BB0787432X
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全国書誌番号
22057838
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言語 日本語
出版国 日本
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