新書で名著をモノにする平家物語

長山靖生 著

騒ぐだけの寺院勢力(=学者・マスメディア)、朝令暮改の為政者たち(=政府)、批判するだけの貴族たち(=野党)。「無常」と「普遍」、「栄光」と「没落」、本書では『平家物語』の登場人物をいくつかの立場・身分に分けてその心の動きを眺めつつ読み解いていく。同時に、物語の背景にある、いつの世も変わらない人間の各階層のドロドロを描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 「現在」はいつも乱世
  • 第1章 平清盛は悪人か
  • 第2章 貴族という「官僚システム」の腐敗、平家の変質
  • 第2章 院-「代行」という無責任な権力者たち
  • 第4章 山門・南都寺院という火種-わがままな「知識」と「大衆」
  • 第5章 戦う男を駆り立てるもの
  • 第6章 女たちの物語
  • 終章 「歴史」「物語」の使い方

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 新書で名著をモノにする平家物語
著作者等 長山 靖生
書名ヨミ シンショ デ メイチョ オ モノ ニ スル ヘイケ モノガタリ
シリーズ名 平家物語
光文社新書
出版元 光文社
刊行年月 2011.12
ページ数 281p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03658-4
NCID BB0772036X
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全国書誌番号
22029395
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言語 日本語
出版国 日本
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