文化財の価値を評価する : 景観・観光・まちづくり

垣内恵美子 編著 ; 岩本博幸, 氏家清和, 奥山忠裕, 児玉剛史 著

市場に現れてこない価値や、文化財の周辺で生じてくる価値も含めて、どの程度かを推定することができれば、こういった様々な利害関係を適切に把握し、どの程度の規模の支援が必要なのか、あるいは妥当なのかがわかるのではないだろうか。さらに、便益の種類や受益者を特定できれば、より適切かつ持続的な支援のシステムを考察できるであろう。もちろん、文化財が持つ固有の価値そのものは、直接計測することは困難である。しかしながら、この価値を維持、保存することによって得られる便益を、何らかの形で推測することができないだろうか。この試みが本書の各事例研究である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 文化財保護と地域づくり
  • 第2章 富山県五箇山CVM調査から
  • 第3章 広島県宮島
  • 第4章 岐阜県高山市の文化的景観
  • 第5章 滋賀県長浜市コンジョイント分析から
  • 第6章 総括

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 文化財の価値を評価する : 景観・観光・まちづくり
著作者等 児玉 剛史
垣内 恵美子
奥山 忠裕
岩本 博幸
氏家 清和
書名ヨミ ブンカザイ ノ カチ オ ヒョウカスル : ケイカン カンコウ マチズクリ
シリーズ名 文化とまちづくり叢書
出版元 水曜社
刊行年月 2011.10
ページ数 203p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-88065-269-6
NCID BB07007235
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21999256
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想