日本人は何を捨ててきたのか

鶴見俊輔, 関川夏央 著

19世紀後半、私たちの先輩は、世界を航行するため「日本という樽の船」をつくった。それはよくできた「樽」だった。しかし、やがて日本人の「個人」を閉じ込める「檻」になりかわった。では、21世紀の海をゆく「船」は?3・11以後を私たちはどう生きるか-。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本人は何を捨ててきたのか(近代日本が見失ったもの(戦後日本の「近代化」について
  • 戦中の自分を何が支えたか ほか)
  • 戦後体験と転向研究(ドイツ語通訳として封鎖船に乗る
  • 「この戦争は負ける」 ほか))
  • 第2章 日本の退廃を止めるもの(変わらない日本人の心(「一番病」
  • 劣等生を重んじる態度 ほか)
  • 日本人の未来像(「庶民」とは何か
  • 「知識人」への疑い ほか))

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本人は何を捨ててきたのか
著作者等 関川 夏央
鶴見 俊輔
書名ヨミ ニホンジン ワ ナニ オ ステテキタノカ : シソウカ ツルミ シュンスケ ノ ニクセイ
書名別名 思想家・鶴見俊輔の肉声
出版元 筑摩書房
刊行年月 2011.8
ページ数 285p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-480-85797-2
NCID BB06643853
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全国書誌番号
21986089
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言語 日本語
出版国 日本
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