韓国における情報化と縁故主義の変容

金相美 著

韓国では情報化が早く進み、それに伴う市民メディアの台頭やソーシャル・ネットワークの普及を、「市民社会」が実現されたと評価する声が高かった。しかし、その一方で情報化は名門大学の学閥や、出身地、血縁などの旧来型の繋がりを再生産する役割をも果している。この二面性をどう評価すべきか。本書では、緻密な社会調査に基づき、韓国社会のネットワークの実態を描き出す。日本に最も近い国を多面的に理解するための必読の一冊である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 オンラインコミュニティからみる韓国社会
  • 第1章 社会関係資本とは何か-縁故主義の理論的背景
  • 第2章 縁故主義と近代化過程
  • 第3章 縁故主義的行動の社会心理
  • 第4章 縁故主義の日韓比較
  • 第5章 オンラインコミュニティと縁故主義との関係
  • 第6章 オンラインコミュニティへの参加と社会関係資本
  • 第7章 オンラインコミュニティは縁故主義を強化するのか
  • 終章 韓国のオンラインコミュニティの行方

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 韓国における情報化と縁故主義の変容
著作者等 金 相美
書名ヨミ カンコク ニ オケル ジョウホウカ ト エンコ シュギ ノ ヘンヨウ
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2011.7
ページ数 241p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-623-06073-3
NCID BB06417060
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21967300
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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