相模

武田早苗 著

相模は宇治の関白頼通時代に、一品宮脩子内親王の女房として才能を開花させた。『百人一首』に「恨みわび干さぬ袖だにあるものを」という妖艶な歌を残す。宮廷世界に入って多くの歌合に参加、能因・源経信・範永らに伍して活躍、後拾遺集時代の花として輝いた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 岩間もる水にぞやどす
  • 花ならぬなぐさめもなき
  • 霞だに山ぢにしばし
  • 見渡せば波のしがらみ
  • 五月雨は美豆の御牧の
  • 五月雨の空なつかしく
  • 聞かでただ寝なましものを
  • 下紅葉ひと葉づつ散る
  • 手もたゆくならす扇の
  • ほどもなくたちやかへらむ〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 相模
著作者等 武田 早苗
相模
書名ヨミ サガミ
書名別名 Sagami.

Sagami
シリーズ名 コレクション日本歌人選 009
出版元 笠間書院
刊行年月 2011.7
ページ数 117p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-305-70609-6
NCID BB06303323
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全国書誌番号
21970191
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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