武光誠 著
継体天皇の時代(五〇七〜三一年)に、大和朝廷は大きく発展した。官僚制をもった中央集権国家へと歩み始めたのである。また中国、朝鮮半島との交流のもとで仏教が伝来し、その過程で、大陸風の華やかな文化が花開く。だが強大になった仏教勢力を排し国政を刷新するために、桓武天皇は平安遷都(七九四年)を果たす。そして、仏教色の薄い平安時代という新たな時代が始まる。朝廷を中心に文化的なまとまりをみせた、古代三〇〇年にスポットを当てる。
「BOOKデータベース」より
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