戦前の猟奇残虐事件簿

志村有弘 著

明治維新後、日本は富国強兵・殖産興業、急速に西欧列強に追い着こうと無理に無理を重ね近代化を図った。当然、しわ寄せ、ひずみが、社会のそこかしこに現れる。ここに記述される八大猟奇残虐事件は、いずれも過またず近代日本の急速な欧化の悲鳴であり悲哀であり、陰画である。事実だけがもつ迫真が、その歴史の惨酷を暴く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 稲妻小僧-阪本慶二郎
  • 記憶なき殺人-小林只四郎
  • 小年臀肉切り取り殺人事件-野口男三郎?
  • まぼろし小僧-西田龍太郎
  • 汚職殺人「鈴弁事件」-山田憲
  • 淫殺魔-吹上佐太郎
  • 説教強盗-妻本松吉
  • 贋造紙幣殺人事件-高橋作之助ら

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 戦前の猟奇残虐事件簿
著作者等 志村 有弘
書名ヨミ センゼン ノ リョウキ ザンギャク ジケンボ
シリーズ名 河出文庫 し10-5
出版元 河出書房新社
刊行年月 2011.6
ページ数 198p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-309-41085-2
NCID BB06088854
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全国書誌番号
21945527
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言語 日本語
出版国 日本
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