戦争へ、文学へ : 「その後」の戦争小説論

陣野俊史 著

作家は沈黙しない。9.11以後の「新しい戦争」の時代に、小説は、何を書いたのか?気鋭の批評家が読む、"戦争と文学"の現在。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 湾岸戦争・「9・11」・イラク空爆(戦場としての渋谷-阿部和重と岡田利規
  • 画面の中の戦争-前田司郎、吉村萬壱、三崎亜記
  • 「9・11」と砂漠-リービ英雄と山田詠美
  • 戦争の匂い-阿部和重『シンセミア』
  • 古井由吉「この日警報を聞かず」をめぐって
  • 複数にして単数であること-星野智幸『俺俺』
  • 湾岸戦争といとうせいこう)
  • 第2部 戦後生まれ作家による太平洋戦争(鼠になるということ-奥泉光『神器 軍艦「橿原」殺人事件』
  • たった一人の戦い-古処誠二『メフェナーボウンのつどう道』)
  • 第3部 原爆体験と引揚者の「その後」(ポスト原爆小説-青来有一『爆心』
  • 小説の市民権と死の共同体-林京子『長い時間をかけた人間の経験』
  • 「引揚者の小説」を遠く離れて-三木卓『砲撃のあとで』
  • 歓待について-井上ひさし『父と暮せば』)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 戦争へ、文学へ : 「その後」の戦争小説論
著作者等 陣野 俊史
書名ヨミ センソウ エ ブンガク エ : ソノゴ ノ センソウ ショウセツ ロン
出版元 集英社
刊行年月 2011.6
ページ数 283p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-08-771409-8
NCID BB05908544
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全国書誌番号
21943676
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言語 日本語
出版国 日本
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