山川菊栄集 : 評論篇  第1巻 (女の立場から)

山川菊栄 著 ; 鈴木裕子 編

第一次世界大戦とロシア革命を背景に女性解放の思潮が昴揚するなかで、山川菊栄は廃娼論争と母性保護論争に相次いで加わり、論壇での地位を確立した。山川初期の女性論の精髄、1916〜19年の評論を収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 一九一六年(大正五年)(日本婦人の社会事業について伊藤野枝氏に与う
  • 更に論旨を明らかにす
  • 婦人運動の沿革 ほか)
  • 2 一九一七年(大正六年)(再び与謝野晶子氏に)
  • 3 一九一八年(大正七年)(自滅を急ぐ女子教育家
  • いわゆる新賢母良妻主義
  • 山川帝大総長の女性観 ほか)
  • 4 一九一九年(大正八年)(革命婆さんと日本の女
  • 内縁の妻と未婚の母
  • 労働階級の姉妹へ ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 山川菊栄集 : 評論篇
著作者等 山川 菊栄
鈴木 裕子
書名ヨミ ヤマカワ キクエ シュウ : ヒョウロンヘン
書名別名 女の立場から
巻冊次 第1巻 (女の立場から)
出版元 岩波書店
刊行年月 2011.5
版表示 新装増補.
ページ数 296p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-028461-5
NCID BB05857534
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21947269
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「俺が」「俺は」「俺の」「俺に」 山川 菊栄
いわゆる倫理的結婚の倫理的価値 山川 菊栄
いわゆる新賢母良妻主義 山川 菊栄
一九一七年(大正六年) 再び与謝野晶子氏に 山川 菊栄
一九一九年(大正八年) 革命婆さんと日本の女 山川 菊栄
一九一八年(大正七年) 自滅を急ぐ女子教育家 山川 菊栄
一九一六年(大正五年) 日本婦人の社会事業について伊藤野枝氏に与う 山川 菊栄
与謝野晶子氏に与う 山川 菊栄
与謝野晶子氏に答う 山川 菊栄
内縁の妻と未婚の母 山川 菊栄
労働階級の姉妹へ 山川 菊栄
女と消極的反抗 山川 菊栄
女子の虚栄と「貧の趣味」 山川 菊栄
婦人と求婚の権利 山川 菊栄
婦人を裏切る婦人論 山川 菊栄
婦人運動に現われたる新傾向 山川 菊栄
婦人運動の沿革 山川 菊栄
山室軍平氏の再婚 山川 菊栄
山川帝大総長の女性観 山川 菊栄
徴兵制度廃止と婦人 山川 菊栄
日本婦人と健康問題 山川 菊栄
更に論旨を明らかにす 山川 菊栄
母性保護と経済的独立 山川 菊栄
母親の常識は万能か 山川 菊栄
現代生活と売春婦 山川 菊栄
男が決める女の問題 山川 菊栄
男女道徳標準の相異 山川 菊栄
立憲内閣と女の「民意」 山川 菊栄
美しくなった婦人の姿 山川 菊栄
解題 鈴木 裕子
軍国主義と婦人主義 山川 菊栄
須磨子の死 山川 菊栄
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想