「空気が読めない」という病 : 大人の発達障害の真実

星野仁彦 著

片付けができない、遅刻する、つい余計なひと言をいって場の雰囲気を壊してしまう、仕事などで凡ミスを繰り返す-。あなたの周囲の「困った人たち」。これまでは性格の問題とされ見過ごされていたが、実は「発達障害」という病気だった…。本書では「大人の発達障害」を、性格や個性と見なされがちだった様々な特徴から探り、原因と治療法、周囲のサポートまでを広く紹介する。数多くの実例や歴史上著名な発達障害者のエピソードなど読みどころも満載で、この「隠れた見えない障害」について知るための絶好の書である。著者は「決して治らない病気ではない」と言う。まずは「気づき、受け入れること」。本書はその第一歩である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「空気が読めない人たち」-大人の発達障害とは?(遅刻、ミスを繰り返す部下-会社での例
  • 家事ができない、夫や子どもに暴言を吐く妻-家庭での例 ほか)
  • 第2章 なぜ「隠れた見えない障害」といわれるのか(注意力に欠け、落ち着きがなく、時として衝動的な行動を取るタイプ-注意欠陥・多動性障害(ADHD)
  • 社会性(対人スキル)に欠けるタイプ-自閉症スペクトラム障害(ASD) ほか)
  • 第3章 発達アンバランスを逆に活かした天才たち-『源氏物語』にも登場するアスペルガー症候群の兄妹(落ち着きがなく後先を考えない音楽の天才-モーツアルト
  • 足し算ができなかった二〇世紀を代表する画家-ピカソ ほか)
  • 第4章 大人の発達障害の原因と治療法-「隠れた障害」はこうして起こり、こうして治す(大人の発達障害はなぜ起こる?
  • こうすれば治る-主な治療方法)
  • 第5章 周囲はどうサポートすればよいか-孤立や二次障害・合併症を防ぐために(職場でのサポート-上司、同僚など
  • 就労支援とキャリアガイダンス-ニートにならないために ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「空気が読めない」という病 : 大人の発達障害の真実
著作者等 星野 仁彦
書名ヨミ クウキ ガ ヨメナイ ト イウ ヤマイ : オトナ ノ ハッタツ ショウガイ ノ シンジツ
シリーズ名 ベスト新書 320
出版元 ベストセラーズ
刊行年月 2011.3
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-584-12320-1
NCID BB05687897
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全国書誌番号
21909055
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言語 日本語
出版国 日本
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