脱皮と変態の生物学 : 昆虫と甲殻類のホルモン作用の謎を追う

園部治之, 長澤寛道 編著

脱皮と変態の謎はどこまで解明されたか。「なぜ?」「どのようにして」という素朴な疑問を30のQ&Aで解決、さらに、最先端で活躍している30人の研究者が最新の研究成果を紹介。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 クラシカル・スキームに関連した基礎研究(神経ホルモン分泌細胞の電気的活動の動態
  • エクジステロイド生合成の調節機構
  • 幼若ホルモンの生合成と作用機構
  • エクジステロイドの受容体の構造と機能
  • 脱皮に伴うクチクラの硬化と着色のメカニズム)
  • 第2部 クラシカル・スキームに関連した応用研究(昆虫成長制御剤概論
  • エクジステロイドの構造と機能に基づいて開発された害虫防除剤
  • 幼若ホルモンアナログを用いた昆虫成長制御剤
  • 昆虫成長制御剤としてのキチン生合成阻害剤)
  • 第3部 クラシカル・スキームの枠を超えた最近の研究(新たに発見された前胸腺活性制御機構-抑制因子と神経支配
  • 昆虫インスリン様ペプチドの構造と機能
  • 休眠ホルモンによるカイコガ胚休眠の調節
  • エクジステロイドのリン酸化と脱リン酸化による活性調節
  • 脱皮ホルモンのノンゲノミック作用
  • 昆虫のゲノム情報と脱皮・変態研究への応用
  • ゲノム情報から昆虫の起源と進化を探る-分子系統からみた昆虫類の系統関係および甲殻類との近縁性)
  • 第4部 甲殻類の脱皮・変態(ズワイガニの生活史、とくに雌雄で異なる脱皮回数と成長
  • 甲殻類の脱皮を制御する内分泌機構
  • Y器官におけるエクジステロイド生合成の調節機構
  • 脱皮に伴う石灰化・脱石灰化のメカニズム
  • ミジンコのゲノム情報を利用した脱皮メカニズムの解析)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 脱皮と変態の生物学 : 昆虫と甲殻類のホルモン作用の謎を追う
著作者等 園部 治之
長澤 寛道
書名ヨミ ダッピ ト ヘンタイ ノ セイブツガク : コンチュウ ト コウカクルイ ノ ホルモン サヨウ ノ ナゾ オ オウ
出版元 東海大学出版会
刊行年月 2011.5
ページ数 496p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-486-01904-6
NCID BB05640124
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全国書誌番号
21939953
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
Y器官におけるエクジステロイド生合成の調節機構 永井千晶, 永田晋治, 馬橋 (浅妻) 英章, 長澤 寛道
エクジステロイドのリン酸化と脱リン酸化による活性調節 樋之口由貴子, 園部 治之
エクジステロイドの構造と機能に基づいて開発された害虫防除剤 田中啓司
エクジステロイド受容体の構造と機能 中川好秋
エクジステロイド生合成の調節機構 丹羽隆介
クラシカル・スキームに関連した基礎研究 神経ホルモン分泌細胞の電気的活動の動態 市川敏夫
クラシカル・スキームに関連した応用研究 昆虫成長制御剤概論 中川好秋
クラシカル・スキームの枠を超えた最近の研究 新たに発見された前胸腺活性制御機構 田中良明
ゲノム情報から昆虫の起源と進化を探る 石渡啓介, 蘇智慧
ミジンコのゲノム情報を利用した脱皮メカニズムの解析 加藤泰彦, 渡邉肇
休眠ホルモンによるカイコガ胚休眠の調節 塩見邦博, 新美輝幸, 柳沼利信
幼若ホルモンの生合成と作用機構 篠田徹郎
幼若ホルモンアナログを用いた昆虫成長制御剤 亀井正治
昆虫のゲノム情報と脱皮・変態研究への応用 嶋田透
昆虫インスリン様ペプチドの構造と機能 岡本直樹, 溝口明
昆虫成長制御剤としてのキチン生合成阻害剤 芳賀隆弘
甲殻類の脱皮を制御する内分泌機構 R.Douglas Watson, 仲辻晃明, 園部 治之
甲殻類の脱皮・変態 ズワイガニの生活史,とくに雌雄で異なる脱皮回数と成長 今攸
脱皮に伴うクチクラの硬化と着色のメカニズム 朝野維起
脱皮に伴う石灰化・脱石灰化のメカニズム 長澤 寛道
脱皮ホルモンのノンゲノミック作用 伊賀正年, 桜井勝
脱皮・変態に関するQ&A
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