遺伝子からタンパク質が合成される過程とその原理を応用した遺伝子工学を学べる教科書。第2版では、初版刊行から8年の生命科学の目覚ましい進歩を加筆。基礎編では遺伝子の実体や、遺伝子からタンパク質が合成されるメカニズムを、新しい発見につながった研究を紹介しながらていねいに記述。応用編ではヒトゲノム計画、DNA配列決定法、RNA干渉、マイクロRNA、ES細胞、iPS細胞など、最新の成果を取り上げて遺伝子の発現機構に関わる知見が今日の遺伝子工学にどのように応用されているかを体系的に理解できるよう解説。章末には、"上級コース"を設定し、より詳しい説明を加えた。
「BOOKデータベース」より