ダンゴムシに心はあるのか : 新しい心の科学

森山徹 著

「ファーブル昆虫記」にも出てくる、庭先によくいる小さくて丸くなるダンゴムシ。このダンゴムシにも「心」があると考え、行動実験を試みた若い研究者がいた。迷路実験、行き止まり実験、水包囲実験など、未知の状況と課題を与え、ついにダンゴムシから「常識」では考えられない突飛な行動を引き出すことに成功した。大脳がないダンゴムシにも心があり、道具を使う知能もあることを示唆するユニークな実験を紹介し、「心‐脳」問題に一石を投ずる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 心とは何か-「心の定義」を提案する(心とは言葉である
  • 日常的な心の概念 ほか)
  • 第2章 ダンゴムシの実験(会社で学んだこと
  • ダンゴムシとの出会い ほか)
  • 第3章 ダンゴムシ実験の動物行動学的意味(心の研究と動物行動学
  • 動物行動学における四つの「なぜ」 ほか)
  • 第4章 「心の科学」の新展開(心とは何であったか
  • 知能の遍在性 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ダンゴムシに心はあるのか : 新しい心の科学
著作者等 森山 徹
書名ヨミ ダンゴムシ ニ ココロ ワ アルノカ : アタラシイ ココロ ノ カガク
シリーズ名 PHPサイエンス・ワールド新書 039
出版元 PHP研究所
刊行年月 2011.4
ページ数 223p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-79655-0
NCID BB0525632X
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全国書誌番号
21919845
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言語 日本語
出版国 日本
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