三国志 : 演義から正史、そして史実へ

渡邉義浩 著

日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備と諸葛亮の葛藤-あなたの知らない三国志がここにある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 演義と正史-それぞれの限界
  • 第2章 二袁の真実-「漢」の重みと簒奪
  • 第3章 「奸絶」曹操-変革者の実像
  • 第4章 悲劇の国、孫呉-道化とされた男たち
  • 第5章 「義絶」関羽-神となった英雄
  • 第6章 「智絶」諸葛亮-劉備とのせめぎあい
  • 第7章 分かれれば必ず合す-三国志の終焉

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 三国志 : 演義から正史、そして史実へ
著作者等 渡辺 義浩
渡邉 義浩
書名ヨミ サンゴクシ : エンギ カラ セイシ ソシテ シジツ エ
シリーズ名 三国志 2099
三国志演義 2099
中公新書 2099
出版元 中央公論新社
刊行年月 2011.3
ページ数 229p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102099-4
NCID BB05220049
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全国書誌番号
21934965
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言語 日本語
出版国 日本
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