岡田温司 著
前衛芸術、ファシズム、二つの大戦、アンフォルメルの台頭…イタリアの一地方都市ボローニャを離れることなく、ひとり寡黙な生を貫くことで時代に抗う画家がいた。同じ場所で同じ対象を描き続ける頑固なまでの姿勢-一見慎ましやかなその生は、観る者を静かに激しく揺さぶる、親密で静謐な空気感を湛えた独自の作風へと結晶した。謎に包まれた「手仕事」の背景にあるものとは?二十世紀最大の具象画家の知られざる魅力に迫る。
「BOOKデータベース」より
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