パル判事 : インド・ナショナリズムと東京裁判

中里成章 著

東京裁判でA級戦犯報告全員の無罪を説いたインド代表判事パル(一八八六〜一九六七)。その主張は東京裁判を「勝者の裁き」とする批判の拠り所とされ、現在も論争が続く。パルの主張をどうみるか。その背景に何があるのか。インド近現代史を研究する著者が、インドの激動する政治や思想状況の変遷を読み解きながら「パル神話」に挑む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 パルをめぐる記憶-日本とインド
  • 第1章 ガンジス川ほとりの村で
  • 第2章 法曹エリートへの道
  • 第3章 東京へ-東京裁判とパル意見書
  • 第4章 明と暗の晩年-国際社会とインドの間
  • 第5章 パル神話の形成
  • おわりに-神話化を超えて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 パル判事 : インド・ナショナリズムと東京裁判
著作者等 中里 成章
書名ヨミ パル ハンジ : インド ナショナリズム ト トウキョウ サイバン
シリーズ名 岩波新書 新赤版1293
出版元 岩波書店
刊行年月 2011.2
ページ数 238, 8p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431293-2
NCID BB04905620
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全国書誌番号
21907739
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言語 日本語
出版国 日本
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