山県有朋と明治国家

井上寿一 著

高杉晋作のもと奇兵隊の軍監として幕府軍と、そして英米仏蘭の四国連合艦隊と戦い、明治新政府で首相として二度組閣した男、山県有朋。閥族・官僚の総本山、軍国主義の権化、侵略主義の張本人と批判されてきたその実像を、俊英が描き直す。一九世紀型の欧州秩序が崩壊する中、形成期の大衆社会の危うさを憂慮し、あえて「強兵」路線を担った山県から、近代日本とは何か、権力とは何かを考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 忘れられた論争を手がかりとして
  • 1章 山県有朋と明治国家の形成
  • 2章 山県有朋の外交戦略
  • 3章 山県有朋と明治国家の確立
  • 4章 変革の予兆
  • 5章 ポスト明治国家像の模索
  • おわりに 近代日本における山県有朋

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 山県有朋と明治国家
著作者等 井上 寿一
書名ヨミ ヤマガタ アリトモ ト メイジ コッカ
シリーズ名 NHKブックス 1170
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2010.12
ページ数 252p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091170-9
NCID BB04301225
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全国書誌番号
21874870
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言語 日本語
出版国 日本
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