人はなぜひとを「ケア」するのか : 老いを生きる、いのちを支える

佐藤幹夫 著

生まれ、育ち、生み、育て、老い、死に逝くこと。この全体にかかわる「いのちの守り合い」の内実とは何か。本書は、老いと病い、終末期、死と看取りなど、従来の「対人援助マニュアル」とはまったく異なる新たな観点から、人間の相互行為の根幹をなす「ケア・マインド」に迫ったルポルタージュである。「ケア」の現場取材から得た洞察、著者自身の看取りなどを踏まえて、「ケア」の本質を浮き彫りにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 老いと死をめぐるいくつかのエピソード
  • 第1部 さまざまなケアのかたち(ライフレビューと生きる意味-黒川由紀子と回想法
  • 心とからだを動かす仕掛け-藤原茂氏と「夢のみずうみ村」
  • 音楽が引き出すエネルギー-折山もと子氏とアンサンブル演奏 ほか)
  • 第2部 終末期のケアと看取り(在宅ホスピスケアと家族-川越厚医師と「グループパリアン」
  • 生活支援としての暖和ケア-的場由木保健師と暖和ケアチーム
  • 人はなぜひとを「ケア」するのか-ケア・マインドについて)
  • 第3部 父を看取る(生と死のはざ間で-原因、特定できず
  • 末期の水のように
  • 「いしゃにはんろんするな」-人工呼吸器を挿管する ほか)
  • ケアの公正さについて-本田徹医師と「シェア=国際保健協力市民の会」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人はなぜひとを「ケア」するのか : 老いを生きる、いのちを支える
著作者等 佐藤 幹夫
書名ヨミ ヒト ワ ナゼ ヒト オ ケア スルノカ : オイ オ イキル イノチ オ ササエル
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.11
ページ数 233p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-024505-0
NCID BB03981168
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21862243
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想