アルチュセールある連結の哲学

市田良彦 著

哲学者は何をどこまで思考したのか。歴史の構造ではなく"状況の理論"をこそ追求しつづけた曲折の全域を探査し、歴史の特異点に向けて、"はじまり"のために空虚をこじ開け、理論と実践、哲学と政治の連結と差異を消尽点にまで追いつめ、マルクス主義の境まで越えてなお、"現時点"に理論的に介入する、その思考の振舞いをこそ手に入れる。第一人者による待望のアルチュセール論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 状況conjonctureの理論(一九六七年
  • ある誤解と失敗-モンテスキューとマキァヴェッリ ほか)
  • 第2章 主体の論理(なにが不在であるのか?
  • イデオロギーのほうへ ほか)
  • 第3章 政治とはなにか、哲学とはなにか(哲学の"対象"としての状況/政治
  • 連結から二重化へ-「哲学的治療」の技術 ほか)
  • 第4章 最後の"切断"(状況の理論としての出会いの唯物論
  • 哲学においてマルクス主義者であること ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アルチュセールある連結の哲学
著作者等 市田 良彦
書名ヨミ アルチュセール アル レンケツ ノ テツガク
出版元 平凡社
刊行年月 2010.9
ページ数 335p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-582-70289-7
NCID BB03409430
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全国書誌番号
21827392
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言語 日本語
出版国 日本
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