満州事変と政党政治 : 軍部と政党の激闘

川田稔 著

従来考えられていた以上に堅固だった戦前政党政治が、なぜ軍部に打破されたのか。そこには陸軍革新派による綿密な国家改造・実権奪取構想があった。最後の政党政治内閣首班、若槻礼次郎の「弱腰」との評価を覆し、満州事変を画期とする内閣と軍部の暗闘が若槻内閣総辞職=軍の勝利に至る八六日間を、綿密な史料分析に基づき活写する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 発端-柳条湖鉄道爆破
  • 第2章 東京・三宅坂-陸軍省・参謀本部
  • 第3章 東京・永田町-首相官邸
  • 第4章 奉天-関東軍司令部
  • 第5章 構想の対抗-政党政治と昭和陸軍
  • 第6章 満蒙新政権への対応
  • 第7章 北満進出と錦州攻撃をめぐる攻防
  • 第8章 若槻内閣総辞職と荒木陸相の就任

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 満州事変と政党政治 : 軍部と政党の激闘
著作者等 川田 稔
書名ヨミ マンシュウ ジヘン ト セイトウ セイジ : グンブ ト セイトウ ノ ゲキトウ
シリーズ名 講談社選書メチエ 479
出版元 講談社
刊行年月 2010.9
ページ数 258p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258480-7
NCID BB03178713
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全国書誌番号
21821129
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言語 日本語
出版国 日本
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