平安宮廷の儀礼文化

末松剛 著

平安期、貴族はなぜ先例を重視し儀式を運営したのか。天皇の「御後」に祗候し、「赤色袍」を着用する摂関家故実に着目。故実の形盛過程を摂関家の政略と絡めて分析し、宮廷儀礼の政治文化としての意義を解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 平安期の宮廷儀礼研究と本書の構成
  • 第1部 儀礼にみる摂関家の動向(即位式における摂関と母后の高御座登壇
  • 節会における内弁勤仕と御後祗候
  • 摂関賀茂詣の成立と展開
  • 摂関家における服飾故実の成立と展開-赤色袍の検討を通じて)
  • 第2部 儀礼空間を形成する先例観と視線(摂家関の先例観-御堂流故実の再検討
  • 儀式・先例からみた藤原頼通
  • 宮廷儀礼における公卿の「見物」)
  • 平安宮廷の儀礼文化と摂関政治

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 平安宮廷の儀礼文化
著作者等 末松 剛
書名ヨミ ヘイアン キュウテイ ノ ギレイ ブンカ
出版元 吉川弘文館
刊行年月 2010.6
ページ数 337, 12p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-642-02475-4
NCID BB02155665
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全国書誌番号
21769494
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言語 日本語
出版国 日本
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