森川直 著
現代の教育制度や教育観の根底をなす18世紀以来の近代教育学は、今日教育が露呈している矛盾や欠陥に対し無力なばかりか、むしろそうした負の現実の根本原因なのではないか?-ポスト・モダン論議が浮上させたこれらの批判に対し、カント、ルソー、ペスタロッチーはじめ、完成された体系の提示ではなく、啓蒙、自律、汎愛を巡る新たな教育学生成時の内実に分け入り、忘れられていた近代教育学のパトスと可能性を浮き彫りにした労作。
「BOOKデータベース」より
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