スペースシャトルの落日

松浦晋也 著

2010年秋に退役予定のスペースシャトル。機材を再利用し、低予算で宇宙への定期運航を実現させるというコンセプトのもと、年間50回の打ち上げを目指したが、実際は09年でわずか5回だった。一方で費用は大きく膨らみ、さらに国際宇宙ステーションの完成遅延など、宇宙開発全体に大きな影響を及ぼしている。なぜ、どこで計画が狂ってしまったのか。文庫化にあたっては大幅に加筆し、最新の現状をレポートする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 スペースシャトルはこんなもの(スペースシャトルについて知ろう
  • 巨大で翼を持つ有人宇宙船 ほか)
  • 第2章 スペースシャトルが起こした事故(スペースシャトルの二つの事故
  • 「コロンビア」空中分解事故-二〇〇三年二月一日発生 ほか)
  • 第3章 そもそも間違っていた設計コンセプト(良い機械は「安い」「使いやすい」「壊れない」
  • 安くするために機体を再利用 ほか)
  • 第4章 世界中が迷惑し、だまされた(迷惑は世界を巡る
  • 宇宙飛行士はひどい目にあった-「ふわっと92」 ほか)
  • 第5章 スペースシャトルの次に来るものは(ブッシュ大統領の号令、シャトル・ISSから有人月探査復帰へ
  • シャトル部品を最大限に利用した「コンステレーション計画」 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 スペースシャトルの落日
著作者等 松浦 晋也
書名ヨミ スペース シャトル ノ ラクジツ
シリーズ名 ちくま文庫 ま38-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2010.3
版表示 増補.
ページ数 295p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42689-5
NCID BB01535820
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全国書誌番号
21741761
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言語 日本語
出版国 日本
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