歴史を紀行する

司馬遼太郎 著

幕末-松陰を筆頭に過激に突っ走った長州。西郷、大久保と大人の智恵を発揮した薩摩。容保を頂点とした会津の滅びの美学。危機の時ほど、その人間の特質が明瞭に現れる時はない。風土と人物との関りあい、その秘密、ひいては日本人の原形質を探るため、日本史上に名を留める各地を歴訪し、司馬史観を駆使して語る歴史紀行。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 竜馬と酒と黒潮と-高知
  • 会津人の維新の傷あと-会津若松
  • 近江商人を創った血の秘密-滋賀
  • 体制の中の反骨精神-佐賀
  • 加賀百万石の長いねむり-金沢
  • "好いても惚れぬ"権力の貸座敷-京都
  • 独立王国薩摩の外交感覚-鹿児島
  • 桃太郎の末裔たちの国-岡山
  • 郷土閥を作らぬ南部気質-盛岡
  • 忘れられた徳川家のふるさと-三河
  • 維新の起爆力・長州の遺恨-萩
  • 政権を亡ぼす宿命の都-大阪

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歴史を紀行する
著作者等 司馬 遼太郎
書名ヨミ レキシ オ キコウスル
シリーズ名 文春文庫 し1-134
出版元 文藝春秋
刊行年月 2010.2
版表示 新装版.
ページ数 294p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-16-766335-3
NCID BB01276063
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21715446
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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