日本語は生きのびるか : 米中日の文化史的三角関係

平川祐弘 著

ときに言語は亡びる。日本語の興亡は、日本の運命に直結する。文化史的に見て、かつての中国、今日の米国のような中心国に対し、日本は周辺国である。これまで日本人は、優れた外来文化は積極的に受容しつつ、自らの主体性は維持してきた。グローバル化が加速する現在、母語である日本語とともに、支配語である英語をいかに習得すべきか。そして世界といかに対峙すべきか。国際文化史を背景に考察する、画期的な日本語論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本語の生存空間-米中日の三角関係を文化史的に鳥瞰ース
  • 第2章 留学生の文化史的意味-一国一辺倒を排す
  • 第3章 衝突か対話か-近代日本の二面性
  • 第4章 混淆文化礼讃-異文化を受容しつつアイデンティティーをいかに保つか
  • 第5章 支配言語とナショナルな詩論の発生-周辺言語の自立とは何か
  • 第6章 グローバル化時代の英語教育-内外の教養を備えた多力者を養成せよ
  • 人生のおわりに-あとがきに代えて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本語は生きのびるか : 米中日の文化史的三角関係
著作者等 平川 祐弘
書名ヨミ ニホンゴ ワ イキノビルカ : ベイ チュウ ニチ ノ ブンカシテキ サンカク カンケイ
シリーズ名 河出ブックス 011
出版元 河出書房新社
刊行年月 2010.2
ページ数 218, 3p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-309-62411-2
NCID BB01068849
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21722941
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想