著作権の世紀

福井健策 著

著作権は、「作品」という情報を占有するための、最強の制度である。ディジタル化やネット化で情報の海が爆発的に広がり、作品の囲い込みが技術的に難しくなっている状況下、著作権の存在感はますます大きくなっている。世界的にコンテンツ産業の再編が進行している現在、著作物の独占と共有のバランスはどうあるべきか。豊かな芸術文化が育まれる制度とは?さまざまな事例を挙げながら、変りゆく著作権のかたちを第一人者が解説する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 情報の独占制度
  • 第2章 対立するテクノロジーと著作権
  • 第3章 多次的創作の時代‐カヴァー、アレンジと二十世紀芸術
  • 第4章 PD、オア・ノットPD、それが問題だ‐著作権は何年間守られるべきか
  • 第5章 アーカイヴィングの現在‐電子図書館、番組ライブラリー、フィルムセンター
  • 第6章 変容する著作権‐リフォーム論、DRM、パブリック・ライセンス
  • 第7章 擬似著作権と情報の「囲い込み」
  • 終章 情報の「世界分割」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 著作権の世紀
著作者等 福井 健策
書名ヨミ チョサクケン ノ セイキ : カワル ジョウホウ ノ ドクセン セイド
書名別名 変わる「情報の独占制度」
シリーズ名 集英社新書 0527A
出版元 集英社
刊行年月 2010.1
ページ数 236p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720527-5
NCID BB00791960
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全国書誌番号
21705423
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言語 日本語
出版国 日本
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