新編日本のフェミニズム  12 (男性学)

天野正子 [ほか]編

ジェンダー化された存在としての男性とその男性性が、当事者によって、さらに多様に再検討されている。解放運動としての自己省察=メンズ・リブ、DVやさまざまな暴力への取り組み、ゲイムーブメント、学問領域における展開まで、フェミニズムのインパクトを受けて切り拓かれた、実践的再定義の数々を紹介する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 男性学・男性性研究の過去・現在・未来
  • 1 メンズ・リブ
  • 2 男性学の誕生
  • 3 男のセクシュアリティ
  • 4 家事・育児する男たち
  • 5 企業戦士たち
  • 6 ゲイ・スタディーズ
  • 増補編1 男性学の発展
  • 増補編2 暴力と男の身体

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 新編日本のフェミニズム
著作者等 伊藤 公雄
天野 正子
斉藤 美奈子
書名ヨミ シンペン ニホン ノ フェミニズム
書名別名 男性学
巻冊次 12 (男性学)
出版元 岩波書店
刊行年月 2009.12
ページ数 330p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-028147-8
NCID BB0051045X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21705247
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「半分こ」イズムの実践 がんばらない哲学 たじりけんじ
カミング・アウト 両親への手紙 鈴木アキラ
ゲイの対幻想 依存症患者の告白 鳴海貴明
ゲイ・スタディーズ 男性同性愛者の社会史 同性愛者の社会史 古川誠
ゲイ・セクシュアリティ 同性愛者の声が聞こえるか 風間孝
シングルの権利 独身差別に怒る 海老坂武
ハゲとからかいの政治学 "男らしさ"はテストされ、そして維持される 須長史生
フェミニズムへのとまどい 『メンズ・ノンノ』『ポパイ』『ホットドッグ・プレス』が男の不幸を象徴している! 山崎浩一
メンズ・リブ メンズ・リブのすすめ 男の子リブのすすめ 橋本治
企業戦士たち 企業中心社会の抑圧 企業という"車座社会"のなかで 守永英輔
同時代の男性学 殺す男たち 沼崎一郎
増補編1 男性学の発展 メンズ・リブ 日本の男性運動のあゆみ. 1 大山治彦, 大束貢生
増補編2 暴力と男の身体 脱暴力の技法 DV 中村正
家事・育児する男たち 主夫革命 ハウスハズバンド宣言 村瀬春樹
性的他者 空想の他者と現実の他者 金塚貞文
抑圧された男性 抑圧された男性 渡辺恒夫
捨てられる夫たち 夫無用の時代 鹿嶋敬
滅私奉公のツケ 『妻たちの思秋期』取材ノート 斎藤茂男
男のセクシュアリティ 「攻撃性」神話 「戦争と性」にまつわる神話 彦坂諦
男の子育て 子育てから遥か離れて 星建男
男らしさの神話 「リアルマン」って、どんな奴? 細谷実
男性の性アイデンティティ 〈男〉と〈非男〉 蔦森樹
男性史 『男性史』刊行にあたって 阿部恒久
男性学の発展 「男」をどう見るか 多賀太
男性学の誕生 男性の自己探求 男の性もまたひとつではない 伊藤公雄
男性学・男性性研究の過去・現在・未来 伊藤 公雄
買春と男 性-女と男の豊かな関係 谷口和憲
身体の声に耳を澄ます 男性更年期 中村彰
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想