幕末維新消された歴史 : 武士の言い分江戸っ子の言い分

安藤優一郎 著

開国の外圧と幕府権威の失墜。しかし台頭する薩長両藩は倒幕派ではなく、西郷・大久保らは孤立を深めていた。大政奉還から王政復古、戊辰戦争まで、わずか数年間の体制変革劇に果たして"英雄"はいたのか。気鋭の歴史家が浮かび上がらせる、敗者から見た幕末維新の実像。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 坂本龍馬と薩長同盟-予定調和の歴史像を再検証する(池田屋事件から禁門の変へ
  • 朝廷を介して幕政に影響力
  • 会津藩の苦悩
  • 薩長同盟約の真実)
  • 第2章 大政奉還の内実-慶喜の裏切り・豹変、薩長士の分裂(慶喜の将軍職就任
  • 倒幕派の誕生
  • 足並み乱れる薩長士
  • 倒幕の密勅)
  • 第3章 王政復古の裏側-大久保・西郷は孤立していた(幕府への大政再委任
  • 朝廷組織改変という政変
  • 孤立深める薩摩藩
  • 勝てば官軍)
  • 第4章 戊辰戦争の真相-消された歴史(江戸城総攻撃の中止
  • 官軍は江戸で孤立していた
  • 徳川家の駿河移封
  • 東京遷都へ)
  • エピローグ-明治維新の虚実

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 幕末維新消された歴史 : 武士の言い分江戸っ子の言い分
著作者等 安藤 優一郎
書名ヨミ バクマツ イシン ケサレタ レキシ : ブシ ノ イイブン エドッコ ノ イイブン
出版元 日本経済新聞出版社
刊行年月 2009.10
ページ数 261p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-532-16717-2
NCID BB00051396
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全国書誌番号
21669708
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言語 日本語
出版国 日本
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