梅原猛 著
十二万体もの異形の神仏像を彫ったという江戸の仏師・円空。三年にわたって全国の円空仏を訪ね歩いた著者が、残された絵画、和歌などからその謎多き生涯を読み解き、神仏習合の先駆けをなす白山信仰の修験者で、日本人の宗教思想を芸術表現にまで高めた文化史上の重要人物として再評価。早くに母を亡くした自らの人生を円空の生涯に重ね合わせつつ、新しい円空像を描き出す。
「BOOKデータベース」より
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