歓喜する円空

梅原猛 著

十二万体もの異形の神仏像を彫ったという江戸の仏師・円空。三年にわたって全国の円空仏を訪ね歩いた著者が、残された絵画、和歌などからその謎多き生涯を読み解き、神仏習合の先駆けをなす白山信仰の修験者で、日本人の宗教思想を芸術表現にまで高めた文化史上の重要人物として再評価。早くに母を亡くした自らの人生を円空の生涯に重ね合わせつつ、新しい円空像を描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 泰澄・行基の伝統のもとに
  • 2 円空はこれまでいかに語られてきたか
  • 3 母を失った「まつばり子」
  • 4 旅の始まり
  • 5 鎮魂の薬師曼荼羅
  • 6 円空の芸術の大変革
  • 7 歓喜の爆発
  • 8 円空、仏となる
  • 9 和歌に表れた哲学
  • 10 旅の終わり 九十六億末の世まで

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歓喜する円空
著作者等 梅原 猛
書名ヨミ カンキスル エンクウ
シリーズ名 新潮文庫 う-5-13
出版元 新潮社
刊行年月 2009.7
ページ数 417p 図版48p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-10-124413-6
NCID BA90617657
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全国書誌番号
21623057
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言語 日本語
出版国 日本
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