古レールの駅デザイン図鑑

岸本章 著

駅のホームにある上家の構造物の多くは、古レールの再利用によって造られている。実例が残存していて、多くの人の目に触れているにも関わらず、意識されることがなく、記録も極めて少ない。レールとして数十年、上家になってからさらに数十年、レールの製造刻印から100年以上経ったものも多い。この存在に興味をもってから約30年、写真を撮り始めてから約10年、デザイナーとは呼ばれなかった人々のデザイン行為を発掘し、近代化遺産としての記録を残した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 上家の起源、レールの経歴
  • 古レール造の草創期
  • 古レールの構成
  • ディテール
  • デザインの痕跡
  • 施工の現場
  • 再利用の価値
  • 所在と衰退
  • 調査の方法
  • リスト1(片流れ
  • 山型1本脚
  • 山型2本脚
  • 谷型1本脚
  • 谷型2本脚
  • 曲面2本脚
  • W型2本脚
  • 横断型)
  • リスト2(駅舎側上家
  • 古レールの駅舎
  • 古レールの跨線橋
  • 古レールの人道橋
  • 道路橋、信号扱所
  • 新幹線用施設
  • 駅名標、給水塔、架線柱、車止め)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 古レールの駅デザイン図鑑
著作者等 岸本 章
書名ヨミ フルレール ノ エキ デザイン ズカン
出版元 鹿島出版会
刊行年月 2009.6
ページ数 164p
大きさ 19×19cm
ISBN 978-4-306-04528-6
NCID BA90568380
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全国書誌番号
21609706
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言語 日本語
出版国 日本
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